先日読んで感銘を受けた記事があるので、記事がなくなったとき用に引用を残しておく。
時間があっという間に過ぎるように感じるのは、体験する出来事の数が関係している
なるほど、ここ最近一つのことばかり考えていて圧倒いう間に時間が過ぎてしまうという経験をしており、なんとかしないといけないと思っていたので、とても興味深い。
まさか、この2つが同じ時間経過だとは。
1番目の映像は出来事(=ドリブルの数)は1回だけ、そして2番目の映像は出来事が何回も起こっていますよね。 このように、物理的には同じ時間でも、私たちの心的な時間は、認識される出来事が多いと長くなり、少ないと短くなるんです! 大人になると時間があっという間に過ぎてしまうのは、私たちが複数の出来事を「まとまった1つの時間」、として捉えてしまっているからなんです。
出来事が多い方が、時間を長く感じるらしい。なるほど。今体験してしまったので説得力がありすぎる。
一番有効なのは、楽しみながらディテールに注目することで、「出来事を増やす」ことです。
例えば歩いているときにも、今日の気候だったり、風を感じたりする。ちょっとゆっくりと歩きながら周りをよく観察する。そういうことを心がけることで、出来事を増やす。
不思議とそうして生活していると、周りで困っている人を見つけることも増える。ちょっとした手助けをすると気分もよいし、お互いハッピーになってよい。今までいそいそと追われるように生活してたときには気づかなかった世界が、すぐその前にたくさんあることに気づかされる。
今日は氏神様に朔日参りしてからサイクリングしているときに、いつも気になっていた別の神社で茅の輪があったので潜って、お参りした後におみくじを引いたら、吉が出たりした。
丁寧に生活することで得られる新たな発見。
キレる私をやめたい ?夫をグーで殴る妻をやめるまで? (バンブーエッセイセレクション)
- 作者: 田房永子
- 出版社/メーカー: 竹書房
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この本にも「今感じていること」に注目して、イライラを蓄積しないよう、解消するような話が出てきた。
実は時間の感じ方は、「代謝」と大きな関係があるんです! 1日の中で身体の代謝は変動していて、朝方低調な状態からだんだんと夕方にかけて上がっていき、17時頃にピークを迎えます。 それと対応し、代謝が落ちている時は心的時計はゆっくりになり、それとは裏腹に、物理的時間があっという間に進むように感じられるんです。 逆に、代謝が激しい時は心的時計も速くなるので、そうすると物理的な時間はゆっくり進むような感じがするわけです。
朝早くおきて、玄関、風呂、キッチン周り、ベランダを掃除して、浴室乾燥していた衣類を畳んで片付ける。そして神棚と仏様に挨拶をしてから、食事をする。
そうやって1日の生活を丁寧に開始することを心がけていたけど、それに対しても単なるルーチンワークをこなすのではなくきちんと今を感じながら生きる。そうすると、今日は晴れているな、雨だな、曇りだな、だとか1日の始まりを感じながらスタートできる。それは最近実感していたけど、そこから更に晴れている日は川辺へサイクリングに行くというのも加えてみたら、とても充実した休日のスタートを切ることができた。
人生を豊かにするには、時間をゆっくりと感じて、丁寧に生きていくことが必要なのかもしれない。